約 5,398,098 件
https://w.atwiki.jp/ljksscenario/pages/118.html
【二日目】 「……では警視総監殿。 今回の殺人事件の調査に、『あの男』の手を借りると?」 「その通りだ、所長。 これだけ大掛かりすぎる事件である以上、解決の為にはやむをえまい」 府中刑務所。 通称『府刑』と呼ばれるその施設は、日本最大の規模を誇る刑務所である。 その所長室では今、二人の重鎮が机を挟み重い顔をして言葉を交わしていた。 片方はこの府中刑務所の所長であり、対面に座るのは東京都警察の本部長……警視総監である。 彼等が話していたのは、先日東京で起きた大量殺人事件の捜査についてであった。 既に警察関係者をも含む多くの犠牲が出ており、このままだと更なる被害が出るのは火を見るより明らかだ。 何としてでも……どんな手を使ってでも、収集をつけねばならない。 そう判断した結果、日本警察庁はある決断を下したのだ。 「警察として、恥ずべき行為なのは承知している。 だが、全ては犯人逮捕の為だ。 Mr.アンチェイン……ビスケット・オリバの力を借してもらいたい」 この東京における最強の犯罪者ハンターであり、最悪の受刑者―――ビスケット・オリバの力を借りることを。 ◇◆◇ 「一夜にして52名もの大量殺人事件。 空前絶後の殺人鬼……か」 本革を使った最高級のソファーに腰掛け、ビスケット・オリバは小さく溜息を吐いた。 壁にかけられた超大型テレビジョンに映し出されているのは、昨夜より話題となっている大量殺人事件についてだ。 たった一夜にしてこれだけの命が、それもたった一人に奪われたというのは、この東京において過去最大級の事態だろう。 今頃警察は慌てふためいているに違いないだろう。 一般都民とて、それなりの不安―――作りものである彼等に、果たしてその感情がどこまであるかは疑問だが―――には駆られているだろう。 しかし……中には自分と同じく、この事件にある可能性を見出す者達もいるだろう。 即ち、この殺人事件は聖杯戦争と密接に関わっていると。 『聖杯戦争に参加しているマスターか、或いはサーヴァントの仕業と見るべきだろうな』 そんなオリバの疑問に対して、彼の脳内へと男―――サーヴァントの声が響いた。 彼もまた、マスターと同様の考えを抱いていたようだ。 たった一夜の間に50もの命を奪えるだろう実力の持ち主というだけならば、両者共に知ってはいる。 しかし、彼等と目撃証言から想像できる容疑者の姿とは、かけ離れている…… 何より彼等がいたとしても、この『東京』の地に住まう偽の住人がその様な凶行に走ることもありえないだろう。 故に、この殺人鬼の正体は聖杯戦争の関係者しかありえないのだ。 「なあ、アサシン。 この聖杯戦争、お前はどう思ってる?」 『ん?』 「勝ち上がった優勝者には、あらゆる願いを叶えられる聖杯を与える。 何とも魅力的で、神秘的な話だが……こうした凶行を見るに、ろくでもない願いを持った主従がいることも確かだ。 普通、自分が主催者だったとして、こんな連中に聖杯を託そうだなんて思うか?」 オリバが抱いた疑問は、ある意味至極当然のものだった。 万能の願望器たる聖杯は、使うもの次第で核兵器すら及ばない最強最悪の兵器に成り果てる。 そしてそれを実行しかねない主従が、こうして聖杯戦争に参加している。 少しでもまともな考えがあるなら、そんな奴らに聖杯を渡そうなどとは間違っても考えないはずだ。 「かと思えば、お前の様に満足して生を終えたサーヴァントもいる。 私とて、絶対と言う程叶えたい願いは今のところ持ち合わせちゃいない……妙じゃないか?」 『言われてみりゃ確かにな。 そりゃ、こうして甦れた以上は楽しんじゃいるぜ? 酒も女も美味い食い物も、お前のおかげで精一杯楽しめてんのは事実だ』 テーブルに置かれた上質なワインと、それに釣り合うこれまた上質なツマミ。 どちらも、オリバの地位があるからこそ手に入る至極の逸品だ。 そういった贅沢を、アサシンは心の底から楽しんでいた。 流石は生前、『強欲』の異名を持った男というべきか。 『が……まあ、なんだ。 それでも、本当の意味で欲しかったものはあの時にもう手に入れちまってるからな。 俺はあれで満足しちまった……お前の言うとおりだ。 聖杯を絶対手に入れてぇって気持ちはそこまでねぇよ』 しかし。 オリバの言うとおり、アサシンは生前にこの世に一切の未練を残す事無く死を迎えていた。 強欲の身である自身が、もう何もいらないと満足出来るだけのものを手に入れることができていたのだから。 本当の意味で欲していたもの―――『仲間』を手に入れることが出来たのだから。 勿論こうしてサーヴァントとして降り立った今、その生はこうして存分に謳歌するつもりではある。 幸いにも自身のマスターは、『世界一自由な男』という異名を持つとてつもない権力の持ち主だったのだから。 「では、その手に入れた『仲間』達にもう一度再会が出来る……と言ったらどうだ?」 『あ~……ん。 そいつは、ちょいと考えちまうかもしれねぇが……いや、やっぱ乗れねぇな』 「ほう……仲間達に軽蔑されるからか?」 『ま、有り体に言えばそうだ……相棒が言ってやがったよ。 自分の為に他者を切り捨てるやり方は、断じて王の在り方じゃねぇ。 何もかも、全部ひっくるめて自分の懐に入れてこその【強欲】だろうってな』 他の参加者を切り捨て、聖杯を手にする。 そんなやり方は、自身の在り方に反する……それは真の意味での『強欲』ではない。 何一つとして切り捨てることなく全てを受け入れてこそ、真に『強欲』なのだ。 生涯で得られた最大の宝に、アサシンはそう教えられた。 それを反故にする様な真似は断じてできない……してしまえば、それこそ彼等に軽蔑され手放される結果になるだろう。 『強欲』な彼からすれば、手に入れたものを手放すなど考えられないのだ。 「ふ……」 『なんだよ、マスター? 変な事を言ったつもりはないぜ』 「いや、やはりお前は私のサーヴァントなのだと思ってな。 私も似た考えを抱いているよ」 オリバはそんなアサシンの考えを、全て良しとして受け入れていた。 彼とて、世界で一番自由な男―――Mr.アンチェインなのだから。 その怪力と権力で、欲するものを手にするべく散々に我儘を貫き通し続けてきた。 やりたいと思う事を、やりたいままに行ってきた……その有様はまさに『強欲』そのものだろう。 しかし、だ。 そんな彼にも、アサシンと同様に心の底から手放したくない大切なものがある。 それは、他の何者にも変えられぬ『愛』だ。 かつて世界最強を目指す一人のグラップラーに強さの秘訣を尋ねられた時、愛以外に人を強くするものなどあるものかと答えたように。 オリバには、とてつもなく大切な愛しき恋人が居るのだ。 この怪力とて、彼女を抱き上げるために手に入れたもの……だから、アサシンの言うことがよくわかる。 心のままに『強欲』に生きようと思う彼の思いは、オリバにとって共感に値するものであった。 だからだろう……彼が自身のサーヴァントに選ばれたのは。 「話を戻そう、アサシン。 この聖杯戦争に参加する主従は、どういう基準で選ばれているのかが私には気になって仕方がない。 恐ろしい殺人鬼もいれば、確固たる願いを持っていない者とている…… 下手をすれば、聖杯戦争が何たるかすらも理解できていない参加者とているだろう。 主催者は何を持って、こんな真似をしたか……知ってみたいとは思わないかね?」 『……成程ね。 確かにこいつは、何か裏を感じるぜ』 かつてアサシンの『父上』が目論んだ、神の力を手に入れるための大規模な計画。 この聖杯戦争には、それに近い何かがあるのかもしれない。 少なくとも、何かしらの意図があっての開催である事はまず間違いがないだろう。 だとしたら……放っておいてロクな結果にならないであろう事は、容易に予測できる。 「それに、何よりも……はっきり言ってしまうとな。 『自由』を奪われてこの閉じた世界に無理矢理押し込められた事が、私は気に入らないのだ。 だから、主催者達の思うがままに動くというのは我慢できないのでね……彼女の元にも帰りたい。 この聖杯戦争を、ぶち壊してしまいたいと思っているんだよ」 そして。 ビスケット・オリバにとってこの聖杯戦争は、自身の自由を阻むモノとして到底許容できるものではなかった。 この自分を自由にして身動きを封じる所業など、どうして許せようか。 愛しき彼女と引き離した彼等を、どうして許せようか。 そんな首謀者の思惑通りに聖杯戦争に乗るなど、どうしてできようか。 だから……そいつらの計画を、この手で派手にぶち壊してしまいたいのである。 「だからアサシンよ。 お前の協力がそれには必要不可欠になるんだが…… 力を貸してくれるのなら、礼としてお前の願いもついでに叶えてしまおう」 『あん?』 「わからないか? 私は聖杯戦争をぶっ壊して、ついでに『聖杯』も首謀者からひったくってしまおうと言ってるんだよ。 そういうやり方なら、お前だって仲間達に気兼ねすることもあるまい」 『……ハハハハハッ!! そうか、聖杯を主催者達からぶんどっちまうか……! いいぜマスター、その『強欲』なやり方……気に入ったぜ!!』 オリバの提案に、アサシンは心から派手に笑った。 気に入らない主催者達を潰したら、折角だしその戦利品として聖杯を頂いていこうとは。 なんという『自由』な、なんという『強欲』なやり方か。 かつての相棒とは別の意味で、この男は自身の主に相応しい性根の持ち主だ。 いいだろう。 その素晴らしい提案に、喜んで乗らせてもらおうじゃないか。 主催者達に自分達の望む生き方を見せつけ、貫き通させてもらおうじゃないか。 「Mr.アンチェイン、失礼します」 その時だった。 部屋のドアを叩き、何者かが室内に入ってきた。 先程、苦い顔をして警視総監と話していた府中刑務所所長だ。 そう、オリバ達がこうして優雅に過ごしていた空間とは、この府刑の中に特別に作られた彼だけの『牢獄』。 刑務所の中にあるまじき、世界最自由が住まう豪邸なのだ。 この作り物の地においてもなお、ビスケット・オリバはかつてと同じ立場でこの東京の地に降り立っていた。 即ち……刑務所を自由に出入りできる、東京で最も自由な囚人として。 ◇◆◇ 「成る程、例の連続殺人鬼の逮捕に俺の力を使うということか」 「ええ……それだけの事件であると、警察庁は判断されたそうです」 自室を出て、所長より大体の説明を受けながらオリバは刑務所の廊下を悠々と歩いていた。 左右の牢獄からは、そんな彼へと畏怖と切望の入り混じった視線が強く向けられている。 囚人達からすれば、Mr.アンチェインの在り方はこの上なく羨ましいものに違いないのだろう。 「いいだろう、私としてもあの事件は気にかかっていた。 是非、犯人を逮捕させてもらおうではないか」 オリバは、所長からの協力要請―――もっとも、そんなものがなくとも乗り出す気満々だったが―――を快く受け入れた。 聖杯戦争をどうにかするにあたり、ひとまずは危険人物の排除は必須項目だ。 行動中に邪魔をされても堪らないし、不安要素は無いに越したことはない。 まずは刑務所を出て、この殺人鬼をはじめとする参加者達に接触を果たしてみようか。 そう、次のプランを考えていると…… ――――――ガッシャァァァァンッ!!! その時だった。 廊下に、強烈な金属音が響き渡ったのは。 「なっ……!?」 「ほう……こいつ、鉄格子をぶち破ったのか」 咄嗟に二人が音のした方向に振り返ると、そこにはひしゃげて原型をとどめていない鉄格子の扉があった。 そしてその先に立つのは、凄まじい巨躯を持つ筋肉隆々の囚人だ。 恐らくはその怪力をもってして、牢屋をぶち壊したのだろう……しかし。 この作り物の東京において、そんな真似をしでかす囚人など普通はいはしない。 もしいるならば、それは…… 『マスター……この男、サーヴァントだぜ。 だが、奴の右手には令呪もある』 「成る程……サーヴァントと一体化したマスター。 所謂デミ・サーヴァントという奴だな」 聖杯戦争の参加者に他ならない。 しかもこの男は、サーヴァントとマスターとが一体化した存在―――通称でデミ・サーヴァントと呼ばれる者だ。 恐らくは記憶を取り戻し、刑務所からの脱走を図ろうとしているのだろう。 それはなんと……運がないことか。 「ウオオオォォォォォッ!!」 男は床を蹴り跳躍すると、ビスケット・オリバ目掛けて真っ直ぐに飛びかかってきた。 拳を強く握り締め、上空より全力で打ち下ろす。 人間を遥かに超越した存在たるサーヴァントと、生身の人間。 如何にオリバの超人的な身体能力があったとしても、まともに受ければダメージは免れない。 そのまま殴り合いをはじめようものなら、圧倒的大差でオリバは敗北するだろう。 ……ただし。 それはオリバが本当に『生身の人間』だったらの話だ。 ――――――ガキンッ!! 「ッ!?」 男の目が驚愕で見開かれる。 ビスケット・オリバはその太い腕で自身の拳を受け止めていたのだ。 ありえない。 幾らこの男の筋肉でも、そんな真似をして平然と立っていられるわけがない。 そう、驚きを隠しきれなかったのだが……そこで彼は気づいた。 自らが拳を押し付けているその腕が、鈍く黒い光沢を放っていることに。 そしてその手の甲には、赤く輝く文様―――令呪が宿っていることに。 自身のそれとは形状がはっきりと違う……身喰らう『ウロボロス』を模した令呪がある事に。 「ふふ……気づいたかな? そう、私も君と同じマスターであり……同じく、デミ・サーヴァントの様な存在なのさ」 ビスケット・オリバから、サーヴァントの気配がしている事に。 そう……今の彼はその身に『強欲』の化身を宿す、デミ・サーヴァントなのだ。 ――――――ドガッシャアアァァァァァンッッッ!!! オリバの豪腕から繰り出されたその一撃は、男の体を派手に壁三枚分ぶち抜き刑務所の中庭まで吹っ飛ばした。 落下して地面に落ちた時には既に、その命はない。 ビスケット・オリバ自身とサーヴァントの力をフルに発揮した全力の一撃は、容易くその囚人をこの聖杯戦争より脱落させたのだった。 「実にいい開戦の合図だ……では私も、はっきりと宣言しよう。 この聖杯戦争を企む首謀者達よ……お前達に私以上の自由を、私は許さない!」 【クラス】 アサシン 【真名】 グリード@鋼の錬金術師 【属性】 中立・中庸 【ステータス】 筋力:- 耐久:- 敏捷:- 魔力:B 幸運:A+ 宝具:A 【クラススキル】 気配遮断:- サーヴァントとしての気配を絶つ。 アサシンはその生前、隠密行動に長けたリン・ヤオを宿主としていた為にこのスキルを持っていたが、 彼という宿主を失い魂のみの存在になった為、現在はこのスキルを失っている。 【保有スキル】 カリスマ:C 軍団を指揮する天性の才能。 団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 生前のアサシンは自らを慕う仲間達に恵まれており、彼自身もまた『強欲』に仲間達を誰ひとりとして 見捨てようとしなかった事から、長としての優れた素質を持っている。 エンチャント:B 概念付与。 他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を追加する。 アサシンは自身の賢者の石で、マスターであるオリバの肉体に対してサーヴァントに通用するだけの強化を与えている。 【宝具】 『強欲の化身(グリード)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:100 『強欲』の名を持つアサシンを象徴する宝具にして、そしてアサシンそのものとも言える赤き賢者の石。 賢者の石は無数の魂を凝縮させた生命エネルギーの塊であり、この石にはアサシンの魂を核として大量の命が宿っている。 この賢者の石を体内に注入されたものはその強力なエネルギーに肉体を蹂躙されるも、 それを全て受け入れ共存するか、或いは石に宿る魂を内在戦闘において全て殺し尽くし支配する事で、 強力な力を持った人間ベースのホムンクルスと化す事ができる。 前者の手段で生き残った者は、傷を負っても内在する生命エネルギーによって肉体の再生が可能である。 ただし、命のストックがなくなるまで殺し尽くされた場合は再生力が働かなくなる。 そしてこの宝具の最大の特徴として、体内の炭素の結合度を変化させる『最強の盾』の能力を得ることが出来る。 これにより表皮をダイヤモンド並に硬化させる事ができ、強力な防御力を得ることが出来る。 全身全てを硬化させれば何も通さない装甲を得ることが出来るが、再生と硬化は同時に行うことはできない。 また、硬化には若干の時間がかかるため再生中・効果中を狙っての連続攻撃に対しては不利に陥る事がある。 ビスケット・オリバはその懐の広さで『強欲』にアサシンを受け入れ共存に成功しているため、 その能力をフル活用することができる。 【weapon】 硬化させた肉体そのもの。 オリバの肉体を硬化させ、更にその怪力を乗せることで敵を粉砕する。 【人物背景】 『強欲』の名を持つホムンクルス。 その名が示すとおりに自身の欲望に忠実であり、金・女・命と、この世のありとあらゆるものを欲していた。 「ありえない事はありえない」という持論を持っており、ウソをつかないことを信条としている。 『父』と呼ばれる人物の手で生み出されたが、その下では自らの強欲は満たせないとして離反。 その後、世間のはみ出し者達や軍の実験体である元兵士達を集め、 彼等の兄貴分として自由奔放に生きてきた。 部下は自身の所有物だと公言しているが、それは単なる駒として見ているのではなく、 「自分は誰よりも欲が深い、だからみんな俺のものだ。 俺は俺の所有物を絶対に見捨てない」と豪語しており、『強欲』に彼等のことを思っていた。 しかし、自らの拠点を攻めてきたキング・ブラッドレイとの戦闘に敗北し、全てを失ってしまう。 そして『父』の手によって賢者の石に戻されたのだが、空席となっていた『強欲』を埋めるべく、 『父』の手によってホムンクルスのアジトへ侵入したリン・ヤオに注入される事になった。 結果、彼はリンの肉体をベースとしたホムンクルスとして復活を遂げることになった。 この復活直後には以前の記憶は失われており、キング・ブラッドレイ共々『父』の計画のために動いていたのだが、 自らの部下であり唯一の生き残りでもあったビゴーを自らの手にかけた事を切っ掛けに、過去の記憶がフラッシュバックし錯乱。 記憶の中にあったキング・ブラッドレイを襲撃し、そのままの勢いで『父』から離反した。 そしてその有様を、自らの内に潜んでいたリンに「『強欲』の名が泣く」と叱咤された事で、彼を認め以降は彼と共存する形をとった。 それからは『父』を倒すべくリンやその仲間達と行動を共にしており、 因縁の相手であるキング・ブラッドレイを激戦の末に退け、遂に『父』との最終決戦に臨んだ。 やがて仲間達とともに『父』を追い込むも、満身創痍となった『父』は彼の賢者の石を奪いに来たため、 リンの肉体から引き剥がされてしまう。 この際にグリードを引きとめようとするリンの魂までも『父』に吸収されかけたのだが、 グリードはそんな彼に対して自ら信条を破り、最初で最後の嘘をついて騙し突き放して取り込まれた。 『強欲』な彼が何より求めた本当に望んでいたものは、金でも名誉でも永遠の命でもなく、 リン達の様な仲間だったと共にある内に悟っていたのである。 そして『父』の肉体を逆に自らの能力でボロ炭にして内部より破壊し、命を食い潰された。 その最期には「もう十分だ、なんも要らねぇや」と笑みを浮かべ、 自らの『強欲』が満たされた事を満足してこの世から去っていったのだった。 【サーヴァントとしての願い】 この聖杯戦争を破綻させる。 そして『強欲』に、聖杯を主催者から奪って手に入れる。 【マスター】 ビスケット・オリバ@刃牙シリーズ 【マスターとしての願い】 自分から『自由』を奪った主催者の企みを叩き潰す。 ついでに聖杯を奪い、完全にその目論見を破綻させる。 【weapon】 徹底的に鍛え上げた自らの肉体。 そこにグリードの能力を乗せ、攻撃力と防御力を底上げさせる。 【能力・技能】 輸送用の軍事ヘリを相手に綱引きができるほどの、人間離れした異常なまでの怪力を持つ。 とある囚人曰く「アンチェインという異名は、閉じ込めておける場所がないという意味だった」との事であり、 アメリカ最大である刑務所の独房の隔壁を容易く破壊出来るだけのパワーがある。 またその分厚い筋肉がもたらす防御力耐久力も凄まじく、 ショットガンの至近射撃にすら耐え、腹筋を固めればナイフも通さない。 更には最低限の保険として、外科手術により心臓周りに金属製のプレートを埋め込んでいるため、日本刀の刺突にすら耐えられる。 特技として、全身複数箇所の筋肉を同時に硬直させる巧みなマッスルコントロールを持っている。 これによって、外部から加えられた衝撃を内側からの筋力で相殺・圧殺するという防御が可能である。 またその再生能力も常人離れしており、ショットガンの至近射撃で受けた傷口も、 その数時間後の夕食で大量のステーキを食らった後には、薄く皮膜が張り早くも快復しかかっているというレベルである。 そして、全てを筋肉で解決させようとする姿勢からは想像しづらいが、 他国語を楽々と話せ、専門家も舌を巻くほどの薬物知識があるなど、優れた知識と教養を持っている。 【人物背景】 全米の凶悪犯罪者が集うアリゾナ州立刑務所に君臨する、『Mr.アンチェイン』の異名を持つ世界で最も自由な男。 囚人でありながらも刑務所を自由に出入りでき、所長をも上回り大統領ですら低姿勢になる程の強力な権力を持っている。 刑務所内には贅の限りを尽くした豪華な私室があり、そこで自由奔放に生活をしている。 身長は180cm程度で横幅が広い体格のため、一見肥満体ではないかと錯覚させることもあるが、 その実骨格には150kgを超える驚異的なボリュームの筋肉が搭載されており、体脂肪率は常に5%未満に維持している。 筋肉こそが全てという強固な肉体信仰を持つ怪力無双。 通常の警察では手に負えない凶悪犯を捕まえるスペシャリストのハンターとして、数多くの犯罪者をその怪力無双の肉体で捕獲してきた。 アリゾナ刑務所に収監されている囚人の半分は、オリバ自らの手で捕まえてきた者達である。 その実力は折り紙つきであり、アメリカで最も喧嘩が強い男として恐れられている。 常に余裕と貫禄に満ちており、ウィットに富んだ会話やジョークを好むなど、身勝手ながらもどこか憎めない愛嬌ある性格。 しかしその本質は我儘でもあり、気分の善し悪しがダイレクトに態度に出やすいというわかりやすい問題点もある。 マリアという恋人がおり、彼女に対しては他者の誰にも見せない弱みを見せるなど、誰よりも信頼し心より愛している。 この聖杯戦争において与えられた役割は、府中刑務所に君臨するMr.アンチェイン。 国こそ違えど同じく世界で最も自由な男として振舞っているのである。 【基本方針・戦術】 この聖杯戦争が何を目的としているのか、グリードと共に情報を集め調べてみる。 そして主催者の影を掴めたら、この手で叩き潰して聖杯も奪っていく。 戦闘においては、自らの怪力でただ真正面から叩き伏せる。 取るに足らない相手ならばそれだけで十分だが、強敵相手ならばグリードの硬化能力と再生能力とで 更にその肉体機能を向上させ、全力で粉砕する。 候補作投下順 Back 高遠遙一&セイバー Next 遠野英治&バーサーカー
https://w.atwiki.jp/asaahingaeaw/pages/65.html
父親はアサシンダーク。人間とサラブレッドのハイブリッドに躍進が期待されます!! 概要 父親は梶谷朝陽母親はヘリテージゴールド。 出生 母親ヘリテージゴールドは逃げて逃げて広島へ来た。その時に産まれた馬男がアサシンヘクター。通称はヘクター。ヘクターは広島市民病院で誕生した。そして時は過ぎ、 栗東トレーニングセンターでの生活 栗東トレーニングセンターでは吉村調教師が先生としてヘクターを学ばせた。もちろんサラブレッドと人間のハイブリッドなので覚えるのは人間の体育とさほど変わらない。他にも箸の使い方や鉄道の使い方などを学ばせた。 3冠取る。単身香港へ 皐月賞、東京優駿日本ダービー、菊花賞 の3冠を取ると古馬路線で天皇賞秋1着と 有馬記念1着を取ったら単身、香港へ渡り、香港ゴールドカップ(GⅠ)へ出走。見事1着を取った。 就職活動 JR西日本へ就職したが自分自身はJRより速いため、即、解雇されたがJR東日本に移籍すると幾分かマシな生活になったという。 主な勝鞍 プロフィール (皐月賞) (東京優駿日本ダービー) (菊花賞) 天皇賞秋 有馬記念 アメリカJCC(ジョッキークラブ) トヨタ中京記念 ジョッキークラブゴールドカップ(米国) 香港ゴールドカップ(香港) 気性 荒い 性格 勇猛 得意分野 剣道・弓道・鉄道 苦手分野 ダイヤモンド・煙草の匂い・狼 好きな食べ物 人参のハンバーグ、もやしのナムル、焼き飯 嫌いな食べ物 リンゴ・クッキー・干しぶどう 身長171cm 体重55kg
https://w.atwiki.jp/wanman/pages/10.html
スキル考察(アサシン) アサシンのスキル考察について記載しています SPの振り方はあくまでも個人的な例なのでお好きなように スキル考察(アサシン)おおまかな振り方 凡人時の振り方仕事人(凡人) 隠密(凡人) 取得例(凡人) 転生時の振り方仕事人(転生) 隠密(転生) 取得例(転生) 覚醒時の振り方仕事人(覚醒) 隠密(覚醒) 取得例(覚醒) 神魔時の振り方取得例(神魔) おおまかな振り方 アサシンはパッシブスキルで攻撃速度、会心攻撃など他職が上げにくい能力が伸ばせる また性質上回避が上がりやすいのでパッシブでの底上げが便利 仕事人 ハイドなどの対人用のスキルなど 隠密 回避率や、火力の底上げのスキルなど 仕事人、隠密どちらもパッシブスキルは有用なので右列は一部を除き5まで取得するとよい 凡人時の振り方 凡人時は基本的にSPが足りず欲しいスキルが取れない場合が多い 転生可能になるレベル80までにSPが40になるが、一つのスキルにSPを5振っていると足りなくなる 能力的に凡人では火力もそれほど高くならず、回避も満足に出来ない状態なので転生出来る様になればすぐしておく方が良い 火力不足を補うため、ハイドの仕事人でなく火力の上げれる隠密型が推奨 凪ぐ空、廻る波を連続で使って火力を底上げしていくとよい 仕事人(凡人) 左系列:取らない 中系列:一閃Ⅰだけ5取りしておくと敵の防御を無視して攻撃できるため便利 右系列:武器修練、修羅Ⅰは5つ取得しておきたい 隠密(凡人) 左系列:凪ぐ空→廻る波の連続で火力を上げる。SPが足りなくなるので1つ取ればよい。淀む涙は微妙 中系列:蒼い帯は敵防御を下げるためあると使いやすいがSPの都合上多くは取れない 右系列:黒い手以外は取りたいが、SPが無いので白い風、狂う雪あたりが犠牲に 取得例(凡人) レベル80時のスキル取得例(SP:40) 仕事人 中系列:5-0-0-0-0-0 右系列:5-5-1-0-0-0-0-0 隠密 左系列:1-1-1-1-0-0 中系列:1-1-0-0-0-0 右系列:5-1-5-1-1-5 転生時の振り方 転生ボーナスにより、SPが12追加される 転生スキルが使えるようになる 対人をするならハイド型がいいが、基本は凡人と同じく凪ぐ風を取る方が良い 転生スキルは仕事人が秘術殺、隠密が狂々舞 狂々舞は攻撃時ダメージを追加で与えるが、追加ダメージの上限が固定されているため(あまり高くない)、ボスを相手にする場合は殺の方が有効 ただし殺はMPの消費が激しく、連続で使っていると低レベル時はMPが枯渇する可能性がある ちなみに殺は攻撃速度が200以上であればあまり取る必要が無い また、相手に魅惑猛撃などで動きを止められた時も、発動途中であれば10回分攻撃を行う 仕事人(転生) 左系列:取らない 中系列:凡人と同じく一閃のみ5取り推奨 右系列:武器修練、修羅Ⅰは必須。移動が遅く感じたら風を取ってみるのもいい 転生スキル:好きな方で 隠密(転生) 左系列:基本凡人と同じ。80以降は靡く柳を5取り推奨 中系列:蒼い帯出来れば5取り 右系列:SPが増えたので白い風、狂う雪も少し取りやすくなるはず 転生スキル:好きな方で 取得例(転生) レベル100時のスキル取得例(SP:50+12) 仕事人 中系列:5-0-0-0-0-0 右系列:5-5-1-0-0-0-0-0 転生スキル:6 隠密 左系列:1-1-1-1-1-5 中系列:1-5-0-0-0-0 右系列:5-1-5-4-5-5 覚醒時の振り方 覚醒するとボーナスのSPが26になる 転生スキルに加えて覚醒スキルが扱えるようになる 散々花は火力を上げるだけなので、使い勝手としては無影天相の方が使いやすい 覚醒スキル取得には前提としてその前の転生スキルが必要になるので秘術殺を取ることになる 覚醒スキルのみ、1つ取得する際に必要なSPが3になっている また、SPが増えてハイド型のスキル振りもしやすくなるため好みに合わせてスキルを取るとよい 仕事人(覚醒) 左系列:ハイド型なら隠、流影は5取り、範囲攻撃の破烈衝、遠距離攻撃の刹那が取得可能 中系列:一閃5取り推奨。ハイド型なら戒は5取り必須 右系列:武器修練、修羅Ⅰは必須。SPが余れば源を1だけ取得 転生スキル:覚醒スキルを取るのであればこちら側を 覚醒スキル:強力だがSPを3消費するので計画的に 隠密(覚醒) 左系列:凪ぐ空型であれば転生時と同じ 中系列:蒼い帯出来れば5取り 右系列:SPが増えたので白い風、狂う雪も少し取りやすくなるはず 転生スキル:覚醒スキルの都合上取らない 覚醒スキル:微妙 取得例(覚醒) レベル120時のスキル取得例(SP:60+26) 【ハイド型の場合】 仕事人 左系列:5-5-1-1 中系列:5-5-0-0-0-0 右系列:5-5-1-1-1-1-1-0 転生スキル:5 覚醒スキル:4(SP12消費) 隠密 中系列:1-5-0-0-0-0 右系列:5-1-5-5-5-5 【凪ぐ空型の場合】 仕事人 中系列:5-0-0-0-0-0 右系列:5-5-1-0-0-0-0-0 転生スキル:8 覚醒スキル:4(SP12消費) 隠密 左系列:1-1-5-5-1-5 中系列:1-5-0-0-0-0 右系列:5-1-5-5-5-5 神魔時の振り方 SPがボーナスで42貰える他は覚醒時と変わりがないので、取りたいスキルを取っていく形に SPが余るようなら、一閃Ⅲを取り、火力を上げるなどするといいかも 取得例(神魔) レベル120時のスキル取得例(SP:60+42) 【ハイド型の場合】 仕事人 左系列:5-5-1-1 中系列:1-5-1-1-1-5 右系列:5-5-5-1-5-5-1-0 転生スキル:5 覚醒スキル:4(SP12消費) 隠密 中系列:1-5-0-0-0-0 右系列:5-1-5-5-5-5 【凪ぐ空型の場合】 仕事人 中系列:5-0-0-0-0-0 右系列:5-5-5-5-1-5-1-0 転生スキル:6 覚醒スキル:4(SP12消費) 隠密 左系列:1-1-5-5-5-5 中系列:1-5-0-0-0-0 右系列:5-1-5-5-5-5
https://w.atwiki.jp/fate_despair/pages/64.html
[] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] . -====、 _,,ィ==- 、 /. `  ̄  ̄ ≦、 ̄`ヾ 、 /;. /. _f7^ァ、 ミュ、 ヾ 、 □CLASS ー アサシン ,.ィ /. /. /. r' /{ 〈 { 、,ヾ'ミ ム ヾ 、 >≦>ァ /. /. . /. {=ヽ`´V J=| iマム ヾ ├─ □真名:??? >≦>'"´ .イ , /. i. . /. /. /. ∨-\!ニニ| | マム、 />'"´ .イ彡ィ ;'. =! {_ _ _ トミ/、_ _ ∧_--ヽ‐/\i ヾミ≧==ァ ├─ □性別:女 // // /;' { i´l .i'{`廴j¨T´ \ `7 、´__/ .  ̄ ∥ .// ./. ' ∧'、| .|o゚~ ´ '廴jヾァ .\_/ />。. └─ □属性:秩序・善 {′ /. ./ / / /. . У/ ι ッ ~チ /. / \/ / >。. /. ./ /. '. //∨ / ヽ r -- 、 .イ / .∧. . . .\´  ̄ / >。 /. ./ ,-=彡'⌒ヾ 、i .{У i\ `´ ̄`.'-‐く. /. . { \ . . . .\/ /\ □ステータス ./. .// ヽ } `| ム 、 '>‐ァ' Уノ ト! . . . 、  ̄ ̄`\ >'" ヽ <彡'/ ,r‐ \j .lマム >-/ /`'-く/}'´ ̄>ァ=‐ァ-‐ ''\ V └─筋力 ■□□□□ E ∨ ̄ ̄ ヽi {'/ | ∨ムイ |/ { /`フ / / / ` ー .イ 耐久 ■□□□□ E ,くr― - 、 } j' l ヾ . >'´` . イ / , /{ { . -≦ 敏捷 ■□□□□ E ,.ィル' レ'< /=‐''" ,.--イ| !' / ' 、 \__. -=≦_. 魔力 ■□□□□ E . / ル'゙ ,. -‐ ′¨´ . < | _| { ,i >< / 幸運 ■■■□□ C . /. ;.イ ´ . < ` ̄マム ヽ{T==≦、  ̄ 宝具 ■■■□□ C ./. . / { . ィ ´ i  ̄ ¨ }/,!=彡}. 、 `'< ≧=---―ァ../. / / .、 ,.. イ´ l j' ル'}´ ∧. .\  ̄ ̄ ̄´[] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][]. . ゙. /. . . /. . . . . . . . \ . . . . . . .\ . . . . . . ._ . . . . . . . . . . . \\ /. . ./. . . . . . . . . . . . . . . . . .\ . . . . . 厶 . . ノ^ |「\ . . . . | . . . . . . . . .. . . . . . . | . . . . . |. . \/^|| ̄ |l_,. |「 八.,_ ト . . . | . . . . | . | , . . . |. . . . . |. . . . . .|. . . . /|! |! |! |l |「 | . ./. . . . . | . | □クラススキル |. . . . |. . . . . |. . . . . .|. . .厶 斗---ミ |! _|! .|/. ヽ . . . . | . | |. . . . |. . . . . |. . .. . . | / l「` ゝ _.,ノ 7⌒V . . . .|\ . . | . | └─ □気配遮断:C+ |. . . i|. . . . . |i . . . . .|∧ |! |l 个=彡 . . . .|  ̄ サーヴァントとしての気配を断つ。 |. . . il|. . . . .i|li . . . . | . .|. |! u ' |! .| . . . . | 隠密行動に適している。 |. . .ill|. . . . il|lli . . . .| . .| . u _ 八 . . .| 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 |. . jlll|. . . .ill|lli . . . | . .| .i\ ( _,,. ノ . |. . . . . | |. .jllll|. . . jll|lli . . . | . .|. | ` . u /. i|. . .i. . | 攻撃態勢になるとランクが低下するが、 |. jlllll|. . .jlll|ll|. . . .| . .|/ ,.≧=- -<. . . .il|. . il. . | そもそもアサシンは攻撃する方法が……. 厶≧===ミメll|. . . .|. /` 、 {. . . . . il|. . .il|. . . ill|. .ill . | 宝具により . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / / リ. . . . / \ノミ . . .il|. . ill|. . .illl|. illl . |. / / /. . . ./\ |「\)トミメ厶===ミ〔. . | . -―- . _ ,.ィ. ` ≧ュ、 /. .ヽ ,. /. , Y .イ /. /. /. / i .、 i /. ル'. /. ./. ,'. /. , | , } ; } ! □固有スキル /. ル゙ //´i .L _ j|_ _f|_ _ _|!_ _/ァ ./ /-‐=彡'''ァ'゙. / ∧ | | `rァ=ぅ'''" 、 ∠, /. ′ ├─ □命の守り手:B ̄ /. ル'. / `| | ``¨´ '心ァ ! . .| 医療の改革を行なった癒しの技術。. /. // / へ、 l. ッ .イ . | 从 アサシンが触れた怪我は、/. / / /. .\ノ| | \ ´` ー .イ | . !\ .\ 物理・精神・魔術に関わらずに回復する。>'" /./. .>iく ヾ .<_`コ{_以 |_ | 从、 \/ 本人の癒しの祈りであり、精神性そのもの。 >'"`ヽ | i\} }//>、{ r-ヾ トミ\ / { V,| | i i { ´ '´, }!´r`Y、ヾ ├─ □精神汚染(偽):E ./ ヽ V! V, | | ', {イ7'ニ7V\ 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を { `ー、,/} i 州i!. i |={ニニ{ ∨ .\ 高確率でシャットアウトする……のではなく、 、 \_,. -=''V! |` ̄ ,' /ヾ` '∧ }、 .\ 怪我人を診ると後先考えなく治療しようと飛び出す。 / ーァ' , --、} }-- / ,'゙ }´ /,Ⅵ \. .\_ それが敵であろうと味方であろうと苦しんでいるのなら。. /. ∧_/ ∨ / / , |二ニヘ! \\ //. / ∧ .∨ ./ ′ / }-=≦ハ. . .\ ヾ/[] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][]
https://w.atwiki.jp/qbtheduel/pages/197.html
[部分編集] 373 エキドナ 手解きをする 牙の暗殺団 ライフ1 必要アビリティ緑2 場に出たとき、イルマをアクティブにする。 イルマは攻撃+10と防御+10を得る。 発生アビリティ緑2 ★★★ -/30 Illustration 司淳 エキドナ自身ではなくイルマを強化するカード。 防御力も十分あり、ライフ1としては申し分ない。
https://w.atwiki.jp/picotto/pages/512.html
No 名前 ★ コスト タイプ 属性 HP アタック ガード 0011 アサシンアックス ★★☆☆☆ 4 アックス - 000 035 000 スキル Lv:-- アックスディバイド アックスの衝撃波で遠くの敵を攻撃する Lv:9 アーマーブレイク 気合の一振りで敵の防御力を下げる(小) Lv:18 大地の雄叫び 全員の防御力を一定時間15%アップ Lv:26 スピンアックス 舞い上がって振り下ろす強力な一撃 ナイトアックスを軽量化し扱い易く改良した斧。
https://w.atwiki.jp/acszanteimemo/pages/15.html
ニュース系 【戦国こぼれ話】織田信長が登用した黒人武将・弥助とは、いったい何者なのか(渡邊大門) - エキスパート - Yahoo!ニュース 豊臣秀吉とイエズス会宣教師が日本人奴隷の人身売買について口論となった真相(渡邊大門) - エキスパート - Yahoo!ニュース 戦国時代の日本には、多くの黒人奴隷がいたのか(渡邊大門) - エキスパート - Yahoo!ニュース 織田信長に召し抱えられた黒人の弥助は、侍身分だったのか(渡邊大門) - エキスパート - Yahoo!ニュース いま注目される「弥助」、織田信長に召し抱えられた黒人は何者だったのか?(JBpress) 弥助問題「本人は芸人のような立場」「日本人の不満は当然」 歴史学者・呉座氏に聞く(上)(産経新聞) 弥助描いた日大准教授の著書「発想に飛躍、検証不能な逸話も」歴史学者・呉座氏に聞く(下)(産経新聞) Note アサクリは元々フィクションやろw」という擁護意見に対する反論 とその他 記録文書で見る”黒人侍”弥助 ”黒人侍”弥助、殿になる?ー宣教師の記録にあることとないこと ”黒人侍”弥助と本能寺の変 ー 宣教師の記録にあることとないこと② “黒人侍”弥助とヴァリニャーノ神父と記録の混同 ー 宣教師の記録にあることとないこと③ Yasuke's Rank 弥助の階級について 従軍慰安婦の次は「弥助」 ”アフリカンサムライ”弥助伝説の誕生と拡散 ー とあるユーザによるウィキペディアへの貢献 トーマス・ロックリーがとんでも日本史を創造していく過程を考えてみた❶ トーマス・ロックリーがとんでも日本史を創造していく過程を考えてみた❷ ”アフリカンサムライ”弥助のビジュアルイメージ ー 大黒天と謎デーモン YouTube まとめ&弥助問題解説 福知山の方による解説 日本人の声を英語で届けてくださってる方々
https://w.atwiki.jp/kouryaku_matome/pages/33.html
公式サイト http //www.ubisoft.co.jp/acr/ 攻略サイト http //www47.atwiki.jp/revelations
https://w.atwiki.jp/acbh/pages/64.html
質問掲示板 過去の質問と回答はこちら アヴェンティーノとクラウディア水道ってどこらへんにありますか? アサシンギルドの弟子たちは左から6人までしか呼べないと思うのですが、それ以外の弟子はどのように育てればよいのでしょうか? - 名無しさん 2014-07-10 11 15 04 ロムルス教徒のアジトはフル・シンクロすると何か特典あるんですか? - 名無しさん 2015-04-03 21 55 33 アサシンギルドの弟子たちはエツィオ - 名無しさん 2015-04-03 21 58 52 誤爆スマン - 名無しさん 2015-04-03 21 59 30 ストーリーとダ=ヴィンチ疾走をクリアした後でコペルニクスミッションを未プレイだったことに気付いて、ダウンロードしたんですが、マップを観てもどこにもスタート地点がありません。別のデータでもう一周しないとダメなんでしょうか? - 名無しさん 2016-02-17 06 37 14 バーチャルトレーニングで金メダルを3つ取ったのですが、完璧主義者のトロフィーが取れません。バグでしょうか?知ってる人いれば教えて下さい。 - AAA 2016-04-11 15 17 55 Uplayに対応してるんでしょうか? ゲーム起動しても項目ないし - 名無しさん 2016-05-17 15 12 13 どなたか、マルチプレイトロフィーコンプを手伝ってくださる方はいらっしゃいますか。 よろしければ、ID vincent02へメッセージを頂けると助かります。 - 名無しさん 2017-01-25 00 56 17 マルチのトロフィーを残すのみとなりました。手伝って頂ける方いましたらODA0310までメッセ下さい。 - 名無しさん (2018-08-05 00 41 33) 名前
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/105.html
「ジョ~~~だんじゃなーーーいーーーわよー!! あんたいい加減なんか言ったらどーなのよ!? ずーっとダンマリじゃあちしだってどーすりゃいいのか分からないの!」 「ひっ」 狭く薄暗い部屋にダミ声が盛大に響き渡った。 少なくない怒気を含まれたそれに"少女"は悲鳴と共に身を竦める。 栗色の癖っ毛、濃緑の学生服に焦茶色のスカート、吹けば飛んでいきそうな華奢な体躯。 小動物を思わせる琥珀色の大きな瞳いっぱいに涙を溜め、おずおずと上目遣いで見上げてくる姿。 さしもの"オカマ"もこの様には罪悪感が湧いたのか,少しだけ刺の抜けた声色で話しかける。 「今のは悪かったわよぅ。あちし、回ってるから喋りたくなったら言いなさい」 そう言うやいなやオカマは片足を頭の上まで持ち上げ、その脚と両腕で輪を作りながら残った片足を軸にクルクルと回転を―いわゆるバレエ選手がよくやるスピン―を行い始めたのだ。 自身よりも頭2つ3つも長身なオカマ、それも濃いメイクと衣装をした彼(?)が傍らで奇行を行っても、彼女は際立ったリアクションを行うことはない。 出会った時からずっとそうだ。オカマは内心でごちた。 召喚された、令呪も確認した、この少女は確かに彼のマスターなのだ。 しかし、最初に相互の名を「ボン・クレー」と「不二咲千尋」の名を教え合って以来、会話という会話が存在しない。 千尋はダンマリを続け、ボン・クレーから振った話にも我ここにあらずといった様子。 何やら自分の世界に篭っているようで、何かをずっと考えこんでいる。 苛立ちを隠そうと行われた回転は何十分も続く。 そして、ボン・クレーの怒りも収まり、三半規管に限界が近付き始めた頃だった。 「あのぉ……その、喋らせてもらっても、いいですか?」 場の空気がわずかに変じた。 重く沈んだ雰囲気に穴が開いた。 それは針で突いて生まれたような小さな穴。 しかし、ボン・クレーは回転を止め、表情を引き締めた。 こちらを見上げている千尋と目線を合わせる。 いい目をしている、素直にそう思った。 溜まった涙はまだ乾いていなかった、不安の色は見えた、恐怖への震えは拭いされていなかった。 だが、小さな決意の存在だけは確かに見て取れたのだ。 今まで何度か見かけた強き者達が持っている意思の光の欠片を。 だから彼には言わないといけないことがあった。 「ダメね」 「えっ……」 全く予期していなかった拒否の言葉。 何故、どうして、なんで。 そんな言葉達が千尋の頭を駆け巡る。 収まった涙が再び込み上がってきた。 零すまいと堪えるも、決壊は近い。 ボン・クレーはそんな彼女の頭を右手で撫でた。 「アンタねえ、ガッチガチじゃないのよぉ。 ほら、深呼吸しなさい深呼吸。 はい! アン ドゥ クラァ! アン ドゥ オラァ!」 「あ、あん どぅ くらぁ」 歯を大きくむき出しにした笑みとともに発される無駄に威勢のよい掛け声。 それとともに取られる無駄にバシッとしたバレエのポーズ達。 最初はあっけにとられていた千尋も途中からおずおずとボン・クレーの声を復唱していくことになる。 当然であるがポーズまでは真似していない。 しばしそれが続き。 「――――ってこれ深呼吸じゃないじゃないの! アンタもツッコミなさいよ!」 ボン・クレーのノリツッコミが部屋に響き渡った。 「くっ、くすくすくす」 手を当てた口元から思いがけない笑いが漏れてきた。 最初と同じ大声、しかし今の千尋にボン・クレーへの恐怖は存在していない。 そして、彼女は自身の緊張がいつの間にかほぐれつつあるのを感じた。 「ありがとねぇ、ボン・クレーさん」 「ほら、いいから喋って終わりにするわよ~ん。 それと敬語は要らないわ。あちし達、相棒なんだから」 千尋は頷き、口を開けた。 まだ硬さは残っているが、先程までのガチガチっぷりを省みるに大分改善された方だろう。 「じゃあ言うね。その前に聞いて欲しい話があるんだ」 一瞬の躊躇。 やはり、怖い。 最初の一歩を踏み出す覚悟は"あの場"でしていた。 それだとしても、実行に移すとなると体が震え出すのを感じた。 ボン・クレーの目を改めて見つめる。 彼は真っ直ぐな瞳で千尋を見据えていた。 再度覚悟を完了させる。 喉が灼けつくように乾いた。 舌は脳の制御から離れたかのように上手く回らなかった。 そして、頭が真っ白になるような緊張の中、彼女は自身の秘密を打ち明ける。 「実は僕――――男なんだ」 結果から言えば彼女、いや"彼"の告白は成功したといえるだろう。 ボン・クレーのリアクションはやたらと大げさなもので、目と口をコレでもかというくらい開いていたが、それだけ終わりだった。 そこにあったのは純粋な驚愕のみで、嫌悪や忌避などといった負の感情は一切見て取れなかった。 彼自身がオカマであったというのも大きなポイントとなったのだろう。 まずは第一関門を無事にくぐれたことに安堵した千尋。 汗が全身から吹き出し、呼吸は荒くなり、心臓は早鐘のように鼓動を鳴らし続けている。 それでも、彼の心には安心という温もりが僅かながらに萌芽した。 故に辿々しくなりながらも話を続ける。 「だけど……ボン・クレーさんみたいに堂々と女装してるわけじゃなくて。 女みたいな自分を馬鹿にされたくないから……最初から女の子に成り切っちゃえば……。 そうすれば誰からも男らしくないって馬鹿にされないから。 だから僕は女装を続けてるの。軽蔑……するかなぁ?」 彼の最大の懸念。それは『女装をしている理由の違い』だった。 ボン・クレーは色々な意味で堂々としている。 女装をしている自身に後ろめたいことなど何もないのだろうということが一目で分かるくらいに。 対して千尋が女装をしているのは逃避から。 男性らしくない自分から逃げるために女装を行うというチグハグな自己防衛。 故に怖かった。 弱い自分は嫌われてしまうのではないかというのがいたく恐ろしかった。 強張った顔をする千尋に、ボン・クレーは語りかける。 「いい、チヒロ。オカマってのはね男でも女でもないあやふやな存在なのよ。 あやふやな存在だからどんな奴がいても許される! そう! だから! だから! あちし、回るわーーーー!!」 所詮~~~んこの世は~~~男と~女~♪ しかし~~~オカマは~~~男で~女~♪ だ~~か~~ら~~♪最強!!! オカマウェ~イ♪ あー最強!!! オォ~~カマ~~ウェ~~イ~♪ 急に回りながら歌い始めたボン・クレーをぽかんと見つめながらも、千尋はようやく心底安堵した。 目の前のサーヴァントと共に行動をするに際して、最大の壁と予測していた事項がこんなにも容易く流されるなどとは全く予期していなかったのだから。 ある種の拍子抜けさはあったが、それは決して悪いものではない。 「つ、続けてもいいかなぁ?」 千尋の言葉に肯定の意思を肯首で伝え、歌はやめども回転は相変わらず続けるボン・クレー。 あんなに回ってて聞こえるのだろうかと疑念が浮かばなくもなかったが、さっき歌いながらも自身の言葉を耳に入れたことを考え振り切る。 ここからは不二咲千尋という人間がずっと持ち続けていた"願望"に触れる。 コンプレックスと鏡合わせになった痛みを曝け出す場面が来た。 自身の弱みを伝えた相手にだとしてもこれを伝えるのは妙な気恥ずかしさがあった。 彼はまだ気がついていない。 あれほど心を覆っていた恐怖が気恥ずかしさ程度までになっていることを。 無自覚のままに彼は話を続けた。 「だから僕は強くなりたいって思ってて……ボン・クレーさんみたいなオカマとしての強さもすごいと思うけど、僕は男らしさって強さが欲しくって……」 「それで聖杯戦争に来たってわけ?」 率直な疑問の言葉に、『半分は正解だね』と答える。 彼自身、聖杯戦争という言葉はノアの内部に召喚され記憶を取り戻してから初めて知った。 28組のマスターとサーヴァントによる殺し合いというルールもだ。 「昔、インターネットで月にある万能の願望器が話題になってて、僕もよくある都市伝説だと思って本気にはしてなかったんだけど一応調べてみて」 「ゴフェルの木を見つけたのね」 「うん、とんでもなく強固なセキュリティだったけど、僕は"超高校級のプログラマー"だから」 超高校級のプログラマー。 高校生にして企業からのオファーを受けてシステムの開発に勤しむ。 特別ハイスペックでもないノートパソコン一台で会話や自立思考が可能なIAを一から作り出す。 等と、千尋の技量はもはや天才の域に達している。 そのプログラミング技術の延長線として、彼のハッキング能力ももはや常人の域を優に飛び越えていた。 そんな彼を以ってしても解析と解除に四苦八苦させられたセキュリティ。 「けどね、今の今までずっと忘れてたんだぁ。あのファイルも難関なセキュリティを突破できたって記念と願かけとして残してただけだし……」 中身のファイルは謎の拡張子を持ったファイルが一つ。 セキュリティの方とは違い、ファイル本体は千尋がどれだけ手を尽くしてもうんともすんとも言わない。 イタズラにしては手が込みすぎているが、ファイル自体の用途は謎。 一時は躍起になって解析しようとしたものの、今ではすっかり忘れ去られていた存在。 今になって、それの正体が聖杯戦争への招待券であると理解できた。 千尋の話を聞いていたボン・クレーが疑問を率直に投げる。 「チヒロは男らしくなるために聖杯が欲しいってこと?」 「ち、違うよぉ」 慌てた様子で千尋がブンブンと首を振る。 今の話を聞けば、誰もがその結論に至るであろう推察だっただけにボン・クレーは首を傾げる。 「確かに男らしくなりたいけど……これは自分の力で解決しないといけないことだと思うんだ…… 人の力は借りてもいいけど、それでも最後は自分の力じゃなきゃ……そうじゃなきゃ本当の男にはなれないから」 「いい事言うじゃなーい、オカマ道に誘えないのが残念なくらいだわーー!」 心外だったのか、彼らしくない少々熱の篭った語調であった。 人の力を借りてでも最後に動くのは自分自身。 友人に自分が男だと打ち明けた。 強くなるために彼の力を借りて筋トレを始めた。 周囲に自身の秘密を晒け出そうと考えた時、友人に相談した。 それでも千尋は肝心なところを人に頼ろうとは一度も考えていなかった。 彼の見せた男気の片鱗に感銘したボン・クレーが彼なりの賛辞を述べるが、千尋はそれを苦笑いで流した。 ◆ ◆ ◆ 「あの、今からすごく突拍子のないこと言うけど……信じてほしいなぁ」 再び表情を固くした千尋が重さを纏った口調で話し始めた。 『聖杯戦争なんてのがあるんだから今更何があっても驚かないわよぉ!』と茶々を入れようかとも一瞬考えたボン・クレーだが、彼の真剣な様子に憚られ「分かったわ」と一言で済ませる。 話を聞き終え、あそこで余計なことを言わないで良かったと心底感謝することとなる。 千尋のような超高校級の才能を持った人間たちが集められた希望ヶ峰学園。 そこを舞台にして行われたコロシアイ学園生活。 モノクマという悪意の象徴によってもたらされたそれはまさに悪趣味の極みであった。 脱出するためには人を殺さねばならない。 しかもただ人を殺すだけでなく、殺人後に行われる学級裁判で自身の犯行を暴かれずに逃げ延びねばならない。 もしクロであることを当てられればその人間はオシオキという名の処刑を受けることとなる。 逆に犯人を当てることができなければ犯人以外の全員が死ぬ。 そんな狂気めいた遊戯のなか、千尋は3名の死体をその目で見せられた。 1人は魂が抜け冷たくなったその姿を、残りの2人は目の前で死んでゆくさまを。 思い出すだけで体が芯からサーッと冷たくなり、視界が揺らぐ。 そして何よりも衝撃的だった記憶へと話が進んでゆく。 友人だと思っていた青年が突如豹変し、自分を殺そうとしてきた時の記憶へと。 「それでね、鉄アレイを振り上げた時の大和田君の顔が……顔が……」 無理をするな、辛いならば大人しく休め。 そのような趣旨の言葉がボン・クレーから送られてくるのが分かった。 全貌をまともに聞き取れるような状態ではない。 顔は真っ青に染まり、何かがこみ上げてきたのか口元を手で抑える。 しかし、そのような様でも彼は語りをやめようとしない。 「ごめん、最後まで言わせて欲しいんだ。僕を殺そうとした大和田君だけど……とてもかわいそうだったんだ。 上手く言えないけど……僕を殺したくて殺そうとしたんじゃない、そう言えばいいのかなぁ? でも、彼が僕を殺そうとしたきっかけはきっと僕にあるから。謝れるなら謝って僕は大和田君を助けたい。 ううん、大和田君だけじゃない。学園に残されてるみんなを助けたい 僕はそう思ったんだ」 ダンベルを持ち上げ、振り下ろそうとした時の彼の表情と言葉がフラッシュバックする。 何が彼を駆り立てたのかは未だに理解できなかったが、自分が地雷を踏んでしまったのではないかということだけは理解できた。 短い交流であったが大和田が悪人でないことは身に沁みてわかっていたのだ。 だからそんなキッカケを作ってしまったことに対し謝りたい。謝らなければならない。そして彼を"クロ"という運命から救わなければならない 千尋はそう考えていた。 大和田からの謝罪を受け取るという発想がないのは彼自身の人の良さ故か。 あるいは歪みといえるかもしれない。 そして、もうひとつの願い。殺し合い学園生活に参加させられた生徒全員を救いたい。 コレも偽らざる彼の本心だった。 長い時間を共にした相手ではない。 しかし関わりを持った以上は見逃すことができない だから彼は願い、望んだ。 周りが見えなくなるほど熱が入った千尋が我に返り正面を見ると、滝の涙を流すオカマがいた。 「えぐっ……ぐすっ…………ひぐっ………」 「ぼ、ボン・クレーさん?」 マスカラが流れ落ち大分残念なコトになっているオカマに対し、千尋はおずおずと喋りかける。 すると、ボン・クレーは急に千尋の両肩をガシっとつかんだ。 そして前後に激しく揺さぶりながら一気にまくし立てる。 「立派! 立派よチヒロ! アンタの願い、このボン・クレーがしかと受け取ったわ! どうするの? 暗殺? 撹乱? 潜入? あちしどんな汚いことでも手伝うわよ!」 ボン・クレーのクラスはアサシン。 そして彼をアサシンたらしめている宝具、それがマネマネの実。 右手で触れた相手の顔や体型を完璧にコピーする能力。 これにより、彼は一国を傾かせるほどの工作を行ったこともある。 彼はその陽気な性格に反して汚い仕事も抵抗なく行うことができる。 故に、アサシンとして不二咲千尋の願いを叶えることに尽力しようと。 友人のために聖杯を願う少年のサポートを全力で行おうと、そう考えていた。 そう、考えていた。 「ううん、僕が願うのは――――みんなで生きて帰ることなんだ。 学園のみんなだけじゃなくって、この聖杯戦争にいる人もみんな」 千尋を揺さぶる手が止まった。 散々揺すられた千尋は少しだけ苦しそうな表情を見せたが、それに構わず言葉を続ける。 「やっぱり人が死ぬのは悲しくって……それが知らない人でもやっぱり死んでほしくなくて……。 だから……僕たちは人を殺さないで生きて帰りたい。だめ、かなぁ?」 最期の言葉は疑問形だった。 疑問形であったが確かな圧力を持ってボン・クレーの元へと届いた。 ボン・クレーの唇がニィと吊り上がる。 「アンタ、甘いわ。大甘よ。 あちしの大好物のタコパフェなんかよりず~っと甘いわね でも、あちしはちーちゃんのそんな甘さが大好きよーーーー!!」 そう言ってボン・クレーは千尋を抱きしめた。 あまりに力強く締めてくるものだから、千尋は酸欠を起こしかけてるが、ボン・クレーがそれに気がつくことはない。 解法され肩で息をしながらも、千尋はボン・クレーに頭を下げた。 「あ、ありがとう。ボン・クレーさん」 「水くさいわねぇ。ボンちゃんでいいわよ!!」 髪をぐしゃぐしゃ撫でるようにボン・クレーが豪快に笑う。 千尋も釣られて鈴のような笑い声をこぼした。 「ねぇボンちゃん」 「どうしたのちーちゃん?」 「ボンちゃんには……聖杯に託す夢があったんじゃないのかなぁ?」 聖杯。万能の願望器。 不可能にも近い自身の願望を果たす権利をそうもあっさり捨てることができるのだろうか。 千尋自身の願いを述べた時からずっとそれだけがひっかかっていた。 「なぁ~~によぉ~~~。そんなことが気になってたわけ? あちきとちーちゃんはダチでしょ? ダチの願いを叶えるなんて当然じゃない」 当たり前のように、何を言ってるのだと言わんばかりに。 ボン・クレーは極々アッサリとシンプルな答えを導き出していた。 「聖杯に願いを託してた連中だったらちーちゃんの願いを聞いた瞬間に殺しにかかったかもしれないわよ。 そう考えたらあちきを引いたちーちゃんって超ラッキーじゃない!」 殺される。 その言葉を聞いただけで体がまたしてもブルりと震えた 「あ、あれ……震えがとまんないや。 ごめんねぇ……こんなたいそれたこと言ったのに、やっぱり、僕、怖いんだ」 情けないね。そう言って苦笑いをする千尋。 だが、ボン・クレーは軽い調子でそれを否定しにかかる。 「ん~~~、ちーちゃんは本当は強い子だってあちき知ってるわよぉ! 男になっちゃうのが勿体無いくらいに強い子よちーちゃんは。 どう、あきちとオカマ道極めてみない?」 「ごめんねぇ、やっぱり僕が目指したいのは男の中の男だから……」 にべもなく断られるも、ボン・クレーはさして気にした様子もなく「そう」とだけ呟いた。 「これから、よろしくねぇ」 「ええ、よろしく」 改めて互いに右手を差し出して握り合う。 手を握りながらボン・クレーがウインク一つ。 「さっきのちーちゃん、中々男らしくてカッコ良かったわよ」 【マスター】 不二咲千尋@ダンガンロンパ 【参加方法】 電脳世界に散ったゴフェルの木片を自身のパソコンで入手し参戦 【マスターとしての願い】 誰も死なせなずに脱出する。 【weapon】 なし 【能力・技能】 超高校級のプログラマー。 ノアの方舟にハッキングを行えるかは未明。 身体能力は標準の男子高生を遥かに下回る。 【人物背景】 「ダンガンロンパ」の登場人物 所謂男の娘。 人物背景は大体本文中で書いたので特筆することはない 【方針】 聖杯戦争を止める 具体的な方針は登場話に任せます 【クラス】 アサシン 【真名】 Mr.2ボン・クレー(ベンサム)@ONE PIECE 【パラメーター】 筋力B 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具D 【属性】 混沌・善 【クラススキル】 気配遮断:A この気配遮断は通常の気配遮断とは異なり、宝具によって変身中に変身先の気配だけは残したままボン・クレー本人の気配を消す。 つまり変身がバレにくくなるように働く。具体的に言うと服の違いや多少の性格の違いなら見逃されるようになる。 宝具欄で後述する理由もあり通常の気配遮断が持っている攻撃時に起こるランク低下の特性は存在しない 【保有スキル】 オカマ拳法:A+ バレエの動きを基調とした足技を多用する拳法 逃走:B 絶体絶命の状況においても逃げ道を確保するスキル。 仕切りなおしとは違いピンチでないと発動させることができない。 捕縛されてから1度の脱走、1度の脱獄、1度の生還を経たという逸話から。 声援:D 身を削るような声援によって奇跡を引き起こすスキル。 彼の声援が毒によって死にかけた未来の海賊王を彼岸の縁から呼び戻す一助となったという逸話から。 【宝具】 [マネマネの実] ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1 右手で対象の顔に触れることによって、その人物の姿・体格・声をコピーしその人物に化けるのを可能とする。 なお、服装についてはコピーするのが不可能な模様。 変身のリセットのためには左手で自身の顔に触れることが必要。 複数人の顔を組み合わせたり、記憶容量は無制限であったりはするが、変身中はオカマ拳法を使用不可になるというデメリットも存在している。 【人物背景】 オカマ。濃いメイクと白鳥を模した飾りにマント等の奇抜な格好をしたオカマ。 元秘密犯罪組織「バロックワークス」幹部。 その肩書の通り、アラバスタの国王に変身しその言動によって国民のクーデターを煽るさせるなどの工作を行っていた。 しかし汚い仕事を厭わない反面、本来の彼は非常に義理堅く友情に篤い人物である。 友であるモンキー・D・ルフィを救うために2度も絶望的な実力差の相手に立ち向かったことからも、そのことは見てとれる。 なお、ある意味オカマキャラの宿命のようなものだが、キレると粗暴な男口調になる。 【サーヴァントとしての願い】 ダチ(不二咲千尋)の願いを叶える 【基本戦術、方針、運用法】 マネマネの実の能力を活かした対主催の集団に潜り込ませての暗殺や、誤解フラグのバラマキが主な運用法である。 しかし、マスター不二咲千尋は優勝狙いを否定しているのでこの戦法は使用できない。 基本的な戦闘スタイルはオカマ拳法を活かした接近戦 有効な相手には変身能力も絡めて戦う 方針はダチにしたがって聖杯戦争を止める、具体的な方針は登場話に投げます